神の舌を持つ男

2017年5月 7日 (日)

【いら夏から】『ケイゾク』『SPEC』以外の堤・植田作品まとめ【神の舌】

もはやネタ切れか…と思われてしまいそうだが、『女囚セブン』は順調に面白くて特記することはないし、他に面白いドラマはあるのだが、私のブログでは取り扱わないことにする。

さて、堤幸彦監督と植田博樹プロデューサーがクレジットを連ねた作品を、まとめてみる。

『愛なんていらねえよ、夏』

脚本…龍居由佳里
音楽…見岳章、武内享
出演…渡部篤郎、広末涼子ほか

堤監督いわく、計算し尽くした演出ということなのだが、視聴率的には失敗となり、失意の堤監督と植田プロデューサーが『ケイゾク2』をやろう、と決意した、というのは有名な話。広末涼子さんがヒロインとしてこの記事に登場するのは1回目である。

『恋愛寫眞 Collage of our Life』

脚本…緒川薫
音楽…見岳章、武内享
出演…広末涼子、松田龍平ほか

広末涼子さんの役名「里中静流」は、いくつかの作品で植田プロデューサーのペンネームとなっているらしい(小説版『SPEC零』の「原案」クレジットなど)。ちなみに、この映画の脚本家は、『ケイゾク/映画』の宣伝担当のTBS社員。
『恋愛寫眞 もうひとつの物語』と『ただ、君を愛してる』には堤監督も植田プロデューサーも全く関わっていない。この映画をもとに小説化された『恋愛寫眞 もうひとつの物語』を再映画化したのが『ただ、君を愛してる』なのであるが、再映画化に当たって映画『恋愛寫眞〜』の側には連絡が行っていなかったらしい。

『Stand Up!!』

脚本…金子ありさ
プロデュース…石丸彰彦
出演…二宮和也、山下智久、鈴木杏、成宮寛貴、小栗旬

プロデュースは『世界の中心で、愛をさけぶ』(堤幸彦監督作品)『JIN -仁-』などの石丸彰彦プロデューサー。植田博樹さんは、とある理由(正確に言うと、正確な理由を覚えていないだけ)で、「企画」という名前でクレジットされている。

『包帯クラブ』

脚本…森下佳子
出演…柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほり、関めぐみ、佐藤千亜妃ほか

見ていないので、語れる内容はない。

『自虐の詩』

脚本…関えり香、里中静流
出演…中谷美紀、阿部寛ほか

見ていないので、語れる内容はない。中谷美紀さんが出演しているので、『ケイゾク』にオファーしたらこの作品に出ることになったということだろうか(そんなわけない)

『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』

脚本…櫻井武晴
音楽…武内亨、fox capture plan
出演…大島優子、北村一輝ほか

『SPEC』後、初の「堤・植田」作品。しかも警視庁を舞台とする刑事物、ということで『ケイゾク』『SPEC』と比べてどんなものかなと思っていたわけだが、「テレビドラマは脚本家のもの、映画は監督のもの」というところの、脚本家の違いが如実に現れてしまった。

『神の舌を持つ男』

脚本…櫻井武晴
出演…向井理、佐藤二朗、木村文乃、広末涼子ほか

「つまらない」とか言っておきながら紹介するな、という話もあるが、堤・植田作品3回目のヒロイン的な登場となる、広末涼子さんである。

『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー! 略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』

Amazon上のタイトルが『RANMARU 神の舌を持つ男 ~中略~ 鬼灯デスロード編』になっているのが笑える。
映画に関しては、「時間の無駄」とか書いてしまった手前、紹介するな、と言われそうだが、『いら夏』で始まって『RANMARU』で終わるという、あまり好きな言葉ではないが「爆死で始まり爆死で終わった」流れが、次へのジャンプを生むのではないか?と期待する。

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2016年9月12日 (月)

【神の舌を持つ男】予想していた期待はずれへの不安

基本的に、ドラマについて「面白くない」とか「分からない」とか、ネガティブなことは書かないようにしている。
しかし、『神の舌を持つ男』については、正直言うと、最初に話を聞いたときから、不安しかなかったのである。
それを書くことについては、最終回を見るまで控えてきた。
これから書くのは、ドラマの制作がオープンになってから、私が抱いてきた不安を、ドラマを見る合間に文書化したものである。
なるべくそういうのは排除したつもりだが、合間に書いていたので、もしかしたらドラマを見ての印象が紛れてしまっているかもしれない。

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2016年9月 9日 (金)

神の舌を持つ男 第10話 First Impression (Fast Impression or Last impression)

とうとう最終回である。

第1回から、というよりこのドラマが始まる前からそうなることを予想したのだが、やはり最後まで見てから結論を出そうと思って、書かなかったのだが、書く。
こんなことを書くのは初めてかもしれないのだが、書く。

はっきり言って、このドラマ、つまらなかった。
第1話から、ずっと感じていて、「次は面白くなるかもしれないから」と思い続けて最終回まで来てしまった。

そのことはともかくとして、今回である。
最終回の定番として、いろいろな謎が明らかになったのだが、いまいち「謎が明らかになる楽しさ」というのが感じられなかったような気がする。
前回少し勘違いして書いたのだが、ミヤビの舌に何の成分も検出できなかった原因が、病気で飲んでいた薬のせいだということだ。そして、蘭丸の能力が一時的になくなったのが、その薬を飲んだせいだったということだが、能力の復活も定番的なものであった。

坂本冬美の登場だが、『TRICK』第1シリーズで鬼束ちひろさんが歌うシーンを思い出したのだが、そんな人も少なくなっているようだ。

そして、やはり発表された映画化。不安で一杯である。

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2016年9月 2日 (金)

神の舌を持つ男 第9話 First Impression (Fast Impression)

いつもの堤監督作品なら一番面白い最終回一個前。今回はどうだったかは、…ノーコメント。

今回、ストーリー的にはミヤビの正体が分かったというのが大きい、沖縄出身の本名「平良カマドメガ」で、架空の病気「グラン・ギニョール氏病」にかかっていたため、蘭丸の脳に何の味も感じさせなかったということなのだ。
そして、今回の事件の被害者の婚約者になっていたこともあるが、金に困っており、蘭丸の祖父の平助の葬儀の時に香典を盗んで逃げていたという。
それが分かったのはいいのだが、やはり蘭丸がミヤビに女性として固執するのがまだ、十分に納得いかないところだ。蘭丸が「僕にはミヤビさんしかいない」といっても、それはミヤビからしたら独りよがりにしか思えないだろう。
今回、蘭丸の能力が生かされる機会がほとんどなかったのだが、『サイコメトラーEIJI』の最終回直前のように(意味不明な例え)能力を使えなくなってしまった蘭丸。どう落とすのか見えない。

そして小ネタは、どうも過去の堤監督作品(特にTRICK)の使い回しが多かったように思えてしまう。漢字の読み間違いだったり、アダモステだったり、斎藤清六の「村の時間の時間」だったり(わからない人は、ネットで調べよう)。
芸者の中に、「里中静流」という名前があって、「あ、これは映画『戀愛写真』ネタだ!」と思った人は、ほとんど皆無に近いようだ。時が経つのは長いものだ。

(追記)
「平良カマドメガ」であるが「カマドメガ」というのは沖縄で昔使われていた女性の名前、というネタである。ところで、どこかで聞き覚えのある名前だと思ったが、『トリック』の第3シリーズ(死を呼ぶ駄洒落歌)のエピソードで「カマドメガ」という名前が出てきていたようだ。またネタを使いまわして(笑)

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2016年8月26日 (金)

神の舌を持つ男 第8話 First Impression (Fast Impression)

…の前に、9月9日に、9/9(金)放送の『神の舌を持つ男』最終回をみんなで観よう!上映会
が実施されるという告知があり、何があっても最終回は第10話ということで無事に上映されることがわかり、一安心である。

さて、前回のImpressionのとき、「犯人はみなさんお分かりですよね」と書いたが、「主人公たちと一緒に行動してミスリードする人物が真犯人」という2サスの掟(そんなものがあるのか?)、簡単に言うと「犯人はヤス」(余計わからないって)に従うと、2サスマニアの探偵「役」が二人出てきたら、どっちか一人が真犯人、よってバスガイドが真犯人という帰結が明らかだった。
考えてみたら、光がやたらと「2サスの掟」を連発していたのは、その、もっとも重要な「2サスの掟」から目をそらさせるためかもしれない。
犯行に使った毒を、犯人がコロンビアに行って手に入れたとかいう強引さとか、被害者のストーカー役を出したりして、落とし所のわからないミステリーにしていたという感じである。

前回の前編からそうだったが、いまいち主人公であるところの蘭丸の活躍が見られなかったが、今回も少し活躍した程度で、2サスマニアの2人の暴走が目立った感じである。

さて、最終エピソードとのこと。蘭丸と雅の関係にはきっちり決着をつけてほしい。

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2016年8月19日 (金)

神の舌を持つ男 第7話 First Impression (Fast Impression)

もう第7話か…え、もう第7話?大丈夫か?
それはともかく、毎回温泉に泊まって三助をするというパターンから一捻りして、「温泉バスツアー」にしたというわけだ。それと、2サスマニアの探偵役が二人いるというのが特徴的なことだが、それはやっぱり2サスの掟に従って(察してください)
そして、「2サスの掟」に沿って物語が展開し2サスマニアがメタ発言をするのはやっぱり『私の嫌いな探偵』を思い出すのだが。
ところで、モウドクフキヤガエル。殺人事件もののドラマでは、特にこういうゆるめのものでは、毒物は架空の毒物を出すことが多いのだが、実在のものというのが意外であった。
今回、2話完結ということだが、犯人はみなさんお分かりですよね。あとはトリックだけである。

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2016年8月12日 (金)

神の舌を持つ男 第6話 First Impression (Fast Impression)

意外にも、ここにきて初めて「神の舌」という言葉がドラマ上に出た回である。

さて、なんだかんだ言ってメインキャラ3人のベクトルがはっきりしてきた感じだろうか。
蘭丸は最初からミヤビに向かって一直線なのはお分かりであろう。
光は「事件」の匂いを嗅ぐと暴走していってしまうキャラクターである。というか暴走するキャラクターであり、共同湯の鍵を強引に奪うような凶暴な面が2サスの素人探偵まっしぐら、である。
寛治はツッコミキャラという側面が強かったのだが、暴走する二人に対して宿の確保のような、現実的なところを支える部分が入ってきたような感じだろうか。
今回は、光と寛治の関係性にも進展?があった。寛治は蘭丸に助けられたから蘭丸を助けるというのだが、光はそれだけではないと思っていて、寛治は一人ぼっちでいるより蘭丸と一緒に旅しているのが楽しいと光からは見えるようである
さてさて、ミヤビである。
すでに蘭丸たちが追いかけているのに気づいているようで、逃げているようである。
そして、病気である。基本的にドラマでは病気の種類は細かく描写しないものだが、どんなものだろうか。

5日に1件の割合で事件を解決、5日に1回殺人事件に遭遇というのは凄まじいものだ。

今回は、堤監督ではなかったせいか、小ネタは少なかったような気がする。大山温泉のゆるキャラとか、普通に服を着ている時にふんどしを出してふんどしにメモし始めたあたりくらいだろうか。

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2016年8月 5日 (金)

神の舌を持つ男 第5話 First Impression (Fast Impression)

『横溝系』といううたい文句だったが、どっちかというとミステリー部分は『相棒系』だったような感じである。脚本が『相棒』の櫻井武晴さんだけにである。また、2話連続の解決編ということもあって最もミステリーしていた感じがある。
また、「物語に出てくる歌が解決のヒントになると思いきや、放送禁止用語を交えたと思われる歌は全く解決の鍵にならない」という梯子外し系のミステリーであり、「連続殺人のように見えて、実は連続殺人ではなかった」という梯子外し系でもあった。凄惨な連続殺人をモデルにしている割に、今日などは1人しか死ななかったという意外な側面もあった。

今回は、光と蘭丸、宮沢の出会いが描かれた。そしてその回想の途中にタイトルバックが入るという斬新な演出もあった。

さらに、今回はミヤビについての謎がまた明らかになった。ミヤビと一緒にいた男(赤星昇一郎)は実は藪という医師(ヤブ医師、ではない)で、ミヤビには薬を私に行っていたということが明らかになった。同時に、ミヤビがなんらかの病気を持っていることが明らかになった。しかし、芸者を続けられるということは、伝染性の病気ではないということは確かだろう。そして、ミヤビに付きまとっているらしい別の男がいたことも明らかになった。

小ネタもいろいろあったのだが、私が一番気に入ったのは、なぜか石橋蓮司の「居合斬り」だったりした。

さて、来週は、宅間孝行さん(『SPEC』の神戸明役、『くちづけ』のうーやん役)、利重剛さん(『SPEC』の福冨薫役、『金田一少年の事件簿』)、神楽坂恵さん(園子温監督夫人、『ヤメゴク』の硲知佳子)など、おなじみの人が多く出演するようだ。え、いつものことだって?

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2016年8月 2日 (火)

【映画も?】『神の舌を持つ男』クランクアップ【打ち上げ】(その19)

ドラマ&映画『神の舌を持つ男』無事?クランクアップを迎えたとのこと。

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2016年7月29日 (金)

神の舌を持つ男 第4話 First Impression (Fast Impression)

なんで字幕がないのぉ
以上。

な訳がない(笑)

とはいえ、あまり語ることがない。
とりあえず、再び堤幸彦監督演出に戻って、思いっきり横溝系のミステリーである。
落雷で道がふさがれるしょぼいCGだとか、携帯も電話も通じなくなり、警察も救急もこないとか、ベタすぎるくらいベタである。

そして、田舎の村できたろうさんが出演していて、「しっぽ茶」がでてくるというと、『劇場版トリック 霊能力者バトルロイヤル』である。双子の中居、というかどんどん増える中居が出てきたけど、『〜バトルロイヤル』も双子ネタがあった。

蘭丸が実は薬剤師だったとか、宮沢と蘭丸の出会いとか、意外なことが明らかになった回でもある。
宮沢は大津の平助の通夜の通夜振るまい目当てで平助の通夜にやってきて、香典泥棒だと疑われたのを蘭丸に助けてもらったという。
その通夜の時蘭丸は雅にキスされるわけだが、平助と雅が仲良しだったから、通夜に参加した、ということになっていた。しかし、参列者で大津の平助と無関係の人間が宮沢だけだったから宮沢が疑われた、というのだが、単なる仲良しでしかないのなら雅も疑われておかしくないのではないか。つまり、平助と雅はもっと深い関係(男女関係とは限らないが)にあったのではないか。

さて、今回、住職一家の複雑な家族関係が出てきたわけだが、キャストクレジット「長女」「次女」「三女」というのは、ドラマ中にちゃんとキャスト名呼びの場面があったのに、すごい投げやりっぽい感じがする。というかずっと投げやりなのだが、今回ほんときちんとしないといけないのに、投げやりなのがすごい。

ギャグは相変わらずSTAP細胞(「あります」)とか、「マタンゴか」とか、古い。

さて、雅の正体が明らかになったことなど、どうでもいいFirst Impressionだった。

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