映画・テレビ

2017年6月15日 (木)

【野際陽子さん逝去】あえて、『溺れる魚』を思い出そう

野際陽子さんが亡くなられたことが報道された。謹んでご冥福をお祈りいたします。
さて、野際さんの代表作というと、世代によって『キイハンター』から『ずっとあなたが好きだった』、そして堤監督作品といえば『TRICK』が代表作ということになるのだが、山田里見というキャラクターについては、私が語るまでもないだろう。

ところで、野際陽子さんが出演している作品で、ちょっと変わった作品があるので、それを紹介したい。
2001年の堤幸彦監督映画、『溺れる魚』である。
メインのキャストは、椎名桔平さん、窪塚洋介さん、仲間由紀恵さん、IZAMさん。
そのほかのキャストも、いわゆる「堤組」の常連が集結している。
Wikipediaには「出演者は主演の椎名桔平を除くほとんどが監督の堤幸彦の作品へ出演経験があり」と書かれているが、その椎名桔平さんも『TRICK2』にゲスト出演、『SPEC』にレギュラー出演を果たしている。
野際さんは、「パンゲアの石」を崇める新興宗教の教祖という、ちょっと変わった役で、出演シーンは少ない。
しかし、彼女が起こしたある行動がきっかけで、大混乱が起こるというキーパーソンである(さっき思い出した)。

映画の見所は、窪塚洋介さんの女装であったり、仲間由紀恵さんの食事シーンでの◯ッ◯であったり、渡辺謙さんであったり、ストーリーよりも小ネタ重視である。
下品なシーンや、残虐なシーンがあるので万人向けとは言えないが、これを機会に、テレビでは見られない堤ワールドをご覧になってはいかがだろうか。

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2017年6月14日 (水)

【闇の世界の人間になった】BORDER2 贖罪【BORDERの先】

ドラマCRISISがあの後味の悪い形で最終回を迎えた次の日というタイミングで、同じ原作者の2014年のドラマ『BORDER』が、『BORDER2 贖罪』というタイトルでスペシャルドラマとして放送されることが明らかになった。

公式サイトを見ると、連続ドラマのあの衝撃のラストの一部を見ることができる。本放送のときは、続編が作れそうにない作り、とブログに書いたのだが、果たしてどのような形で続編になるのだろうか。

出演も、石川安吾を演じる小栗旬さんを始め、レギュラーメンバーが全て揃ったかたちになる。

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2017年6月13日 (火)

ドラマ【CRISIS】全てはこのラストのために

ドラマ『CRISIS』最終回を迎えた。
原作が、金城一紀さんで、小栗旬さんが主役級ということで、あの『BORDER』を思い出すのだが、舞台となるのは警視庁公安部公安機動捜査隊特捜班という架空の部署で、政治家を狙った事件、カルト教団といった公安的な事件を扱うのだが、当初から、事件が中途半端な形で終わりを迎えたりする、「後味の悪さ」が話題になっていた。

ドラマの中で、度々、「こちら側」「あちら側」という表現がなされ、「政府=善」ということではないことが強調され、特捜班の人間にも体制を守るための任務を果たすなかで葛藤を感じたり、カルト教団の関係者に肩入れしそうになるなど、「こちら側」と「あちら側」の境界線で悩む姿が描かれた。

そして最終回では、小栗旬演じる稲見のかつての同期が、「あちら側」の人間として特捜班と対峙する。そして、やはり「後味の悪い」形で事件は決着を見るのだが、それをきっかけとしてか、休息を与えられた特捜班が何やら企て始め…と言うところで終わる。
彼らが「あちら側」に転じてしまったことを示唆するラストであるが、「後味の悪さ」も「こちら側」と「あちら側」の差も、全てはこのラストのためにあったようなものだろう。

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2017年6月11日 (日)

【剛力彩芽主演】金曜ナイトドラマ『女囚セブン』最終回【西荻弓絵脚本】

「罪は、犯す奴が悪いんやない。犯させる奴が悪いんどす」と、囚人たちにぶつけてきた『女囚セブン』であるが、最終回を迎えた。

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2017年5月30日 (火)

【ケイゾク、SPEC】夢【そして…】

いまは夢でしかないけれども、いつか実現する日が来るかもしれない。 その日のために、準備しておこう。 この記事やツイッターにコメントをいただいたら、その手助けになるかもしれない。

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2017年5月26日 (金)

【ケイゾク】『ケイゾク』から『SPEC〜結〜爻ノ篇』を見つめ直す【SPEC】

このSPEC公式ツイートは無視するとして、これも水面下で受け入れて、、先日このようなツイートをしたところ、プレッシャーを受けてしまった。


このことについては、自分でもすっかり忘れていたのだが、【ケイゾク】『SPEC〜結〜爻ノ篇』から『ケイゾク』を見つめ直す(その2)という記事でも書いているし、ずっと前に整理しようとしたことがあったのだが、やはりうまく行かなかったのである。
その無謀な試みに、挑戦しようと言うのが今回の記事である。
長文になるので、注意されたい。

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2017年5月17日 (水)

2017年12月か2018年に?

またしてもSPEC公式アカウントによる謎めいたツイートである。タイトルのとおり2017年12月か2018年に何かあるということなのだろうが、放送ということだと、連ドラとしては中途半端な時期だし、正式な発表ができるのがその時期、と憶測しておく。

時を同じくして、植田プロデューサーが自身のツイートをリツイートした。


わざわざリツイートしたというのは、新しい企画のテーマだということなのだろう。それは、このツイートにもつながっている。

コンサバ(ティブ)、つまり保守的な企画書というのは、スタンダードにつながるし、めちゃくちゃ尖った、というのは、カウンターカルチャーや、あたらしい、ということにつながっている。

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2017年5月 7日 (日)

【いら夏から】『ケイゾク』『SPEC』以外の堤・植田作品まとめ【神の舌】

もはやネタ切れか…と思われてしまいそうだが、『女囚セブン』は順調に面白くて特記することはないし、他に面白いドラマはあるのだが、私のブログでは取り扱わないことにする。

さて、堤幸彦監督と植田博樹プロデューサーがクレジットを連ねた作品を、まとめてみる。

『愛なんていらねえよ、夏』

脚本…龍居由佳里
音楽…見岳章、武内享
出演…渡部篤郎、広末涼子ほか

堤監督いわく、計算し尽くした演出ということなのだが、視聴率的には失敗となり、失意の堤監督と植田プロデューサーが『ケイゾク2』をやろう、と決意した、というのは有名な話。広末涼子さんがヒロインとしてこの記事に登場するのは1回目である。

『恋愛寫眞 Collage of our Life』

脚本…緒川薫
音楽…見岳章、武内享
出演…広末涼子、松田龍平ほか

広末涼子さんの役名「里中静流」は、いくつかの作品で植田プロデューサーのペンネームとなっているらしい(小説版『SPEC零』の「原案」クレジットなど)。ちなみに、この映画の脚本家は、『ケイゾク/映画』の宣伝担当のTBS社員。
『恋愛寫眞 もうひとつの物語』と『ただ、君を愛してる』には堤監督も植田プロデューサーも全く関わっていない。この映画をもとに小説化された『恋愛寫眞 もうひとつの物語』を再映画化したのが『ただ、君を愛してる』なのであるが、再映画化に当たって映画『恋愛寫眞〜』の側には連絡が行っていなかったらしい。

『Stand Up!!』

脚本…金子ありさ
プロデュース…石丸彰彦
出演…二宮和也、山下智久、鈴木杏、成宮寛貴、小栗旬

プロデュースは『世界の中心で、愛をさけぶ』(堤幸彦監督作品)『JIN -仁-』などの石丸彰彦プロデューサー。植田博樹さんは、とある理由(正確に言うと、正確な理由を覚えていないだけ)で、「企画」という名前でクレジットされている。

『包帯クラブ』

脚本…森下佳子
出演…柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほり、関めぐみ、佐藤千亜妃ほか

見ていないので、語れる内容はない。

『自虐の詩』

脚本…関えり香、里中静流
出演…中谷美紀、阿部寛ほか

見ていないので、語れる内容はない。中谷美紀さんが出演しているので、『ケイゾク』にオファーしたらこの作品に出ることになったということだろうか(そんなわけない)

『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』

脚本…櫻井武晴
音楽…武内亨、fox capture plan
出演…大島優子、北村一輝ほか

『SPEC』後、初の「堤・植田」作品。しかも警視庁を舞台とする刑事物、ということで『ケイゾク』『SPEC』と比べてどんなものかなと思っていたわけだが、「テレビドラマは脚本家のもの、映画は監督のもの」というところの、脚本家の違いが如実に現れてしまった。

『神の舌を持つ男』

脚本…櫻井武晴
出演…向井理、佐藤二朗、木村文乃、広末涼子ほか

「つまらない」とか言っておきながら紹介するな、という話もあるが、堤・植田作品3回目のヒロイン的な登場となる、広末涼子さんである。

『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー! 略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』

Amazon上のタイトルが『RANMARU 神の舌を持つ男 ~中略~ 鬼灯デスロード編』になっているのが笑える。
映画に関しては、「時間の無駄」とか書いてしまった手前、紹介するな、と言われそうだが、『いら夏』で始まって『RANMARU』で終わるという、あまり好きな言葉ではないが「爆死で始まり爆死で終わった」流れが、次へのジャンプを生むのではないか?と期待する。

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2017年5月 4日 (木)

結着:ツイートの内容はもう問わない

SPEC公式Twitterによる謎のTweetもこれが3度目である。
ツイートの内容に何か意味を込めてあるというより、謎めいたツイートをすることでSPECファンの関心を持たせようというのが本当のところだろう。
ということで、違う分析をすると、最初の謎Tweetが、4月10日、次の謎Tweetが4月20日だったのに対して、今回は5月5日と、少し間隔が空いているのが気になるところだろうか。だんだんTweetの間隔が伸びていったりするのだろうか。
そして、前はSPECの植田プロデューサーが個人アカウントでツイートした直後にSPEC公式からツイートがあったのだが、今回はそうでない。
植田Pがツイートしたのは4月26日にツイートしたのが下記であるが、こちらの方が意味深である。


繰り返しになるが、『ケイゾク』から『SPEC』まで10年待ったのだから、少しだけ長い目で見守ろう。

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2017年4月22日 (土)

【剛力彩芽主演】金曜ナイトドラマ『女囚セブン』どうだった?【西荻弓絵脚本】

金曜ナイトドラマ『女囚セブン』第1話が、放送された。
正直、「西荻弓絵脚本」という一点から見始めただけに、西荻さんの脚本の「キャラクター設定の巧妙さ」「軽妙さ」が女子刑務所を舞台にした作品でどれだけ発揮されるかというのが興味深いところだったが、どうだったろうか。

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