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2016年10月18日 (火)

【ケイゾク】中谷美紀『ケイゾク』、放送事故レベルの現実乖離に批判殺到「刑事をなめるな」【ビジネス?】

今クール(1〜3月期)の中谷美紀主演の連続テレビドラマ『ケイゾク』(TBS系)第1話が1月8日に放送され、平均視聴率13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切った。

西荻弓絵脚本のオリジナルドラマで、刑事を目指して東京大学を卒業した柴田純(中谷)がついに憧れていた警察庁にキャリアとして採用されるものの、研修として配属されたのは、警視庁捜査一課の吹き溜まり的な存在で、未解決事件の継続捜査をしているという建前で何もしていないという捜査一課弐係だったところから始まる。柴田は父から教わった「デカ魂」を実践すべく、弐係にやってくる相談者の持ってくる事件解決に奮闘するというストーリーだ。

世間的にはあまり馴染みのない未解決事件の継続捜査という仕事を扱っている点が放送前から注目を集めていたが、同ドラマが描くその内容に、早くも現実の刑事から疑問の声が上がっている。

 40代刑事は語る。

「捜査一課弐係のモデルとなっている、警視庁捜査一課捜査第二係はエリート部署です。キャリア刑事が研修で配属されることなど、ありえません」

別の50代刑事も、次のように厳しい感想を漏らす。

「同ドラマでは、柴田が事実確認のため他県まで出張して現場検証するシーンがありますが、ありえません。継続捜査はとにかく毎日大量の資料をこなさなければならず、いちいち現場検証のために外出していたら仕事が進みません。もし疑問点があれば、ケイゾク(捜査一課捜査第二係の略称)はその旨を捜査部門に伝えて終わり。捜査するかしないかは捜査部門や検察の判断です。また、捜査担当者がケイゾクに怒鳴り込んできて悪態をつくなど"弐係vs.一係"という対立構造が強調されていたり、柴田が監視対象者とごはんを食べに行っておかずを食べないなど、あまりに現実離れしすぎていて、放送事故レベルにも思えます。そもそもケイゾクという仕事の本分は未解決事件の継続捜査をするというもので、それ以上でも以下でもない、つまり活躍する余地などない裏方仕事です。このドラマのせいでケイゾクに対する間違ったイメージが広まってしまわないかが気になります」

そんなケイゾクという仕事だが、近年ではある問題が進行しつつあるという。60代元警視庁番記者は語る。

「ベテランと経験の浅いケイゾクの仕事を比較すれば、その指摘の鋭さや“奥深さ”は一目瞭然なほど経験がものをいう仕事であり、検挙率の向上の観点から、ケイゾクという仕事は極めて重要な役割を担っています。しかし、公務員定数削減の流れを受け、どこの県警本部でも継続捜査にあたる捜査官の人員は削減傾向にあります。とはいうものの、近年、重大事件の公訴時効の廃止・延長という議論のなか、改めて継続捜査の意味が問われている面もあります」

以上紹介した現場の刑事らの声を頭に置いて同ドラマを観ていけば、ひと味違った面白さを発見できるかもしれない。

この記事はフィクションです。

原典:http://biz-journal.jp/2016/10/post_16860.html

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